住宅ローンはどの銀行で
分譲戸建て住宅を購入する場合、住宅ローンはその分譲会社の提携銀行でというケースがあります。
銀行さんと分譲会社でローン提携がある場合、一般の申し込みの場合と比較して金利優遇幅が大きかったり、土地代金だけ先行して融資してもらえる”つなぎ融資”ができたりと購入されるお客様にもメリットがあります。
分譲会社にとってもローン申請がスムーズに進めることができ、お客様、銀行さん、分譲会社それぞれにメリットがあるシステムが成り立っていました。
その関係性がネット銀行さんの市場参入により、少しづつ崩れ始めています。
ネット銀行さんの金利水準は、はっきりと低いです。
分譲会社と一般銀行さんの提携ローンの金利優遇は一般市場水準のローン金利のマイナス0.25%程度が多いです。
一方で、ネット銀行さんの金利は、およそですが0.5~1.0%低く設定されています。
この金利差の理由は、ネット銀行さんは店舗不要でコスト(費用)割合が低いことが挙げられます。
実際に、2年ほど前からネット銀行で住宅ローン組まれる方の割合が増えています。
分譲会社さんの中には、その会社さんと提携している銀行でしか住宅ローン申請ができない会社もありますが、弊社ではご自由に選択してもらっています。
ただ、住宅ローン申請のために準備頂く書類も多く、手続きが苦手な方も多くいらっしゃいます。住宅ローンの仕組みや用語もしっかりとした説明が必要です。
一般銀行さんの住宅ローンも団体信用生命保険の保障内容の拡充や、銀行さんごとに商品のバリエーションも豊富です。
お客さにご説明、相談しながら、どの銀行さんが最適なのか決めて頂くのが良いのかと考えています。