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住宅ローン金利について

日本銀行は2024年7月31日の金融政策決定会合で追加利上げを決めました。0〜0.1%としていた政策金利(無担保コール翌日物レート)を0.25%に引き上げ、8月1日より適用されます。

これはダイレクトに住宅ローン金利(変動金利)に影響します。

政策金利の引き上げにより、各金融機関は彼らの基準金利である短期プライムレートを9月2日より0.15%引き上げると発表しています。

既存の住宅ローンについては、短期プライムレートに連動しそのまま0.15%上昇してしまいます。

例えばS銀行の場合、短期プライムレートが9月2日より1.725%から1.875%へ変更するとを発表しています。

お借りれされている住宅ローン金利は、この短期プライムレートから金利優遇を受け適用金利が決まります。

金利優遇が1.2%の場合、9月1日までは0.525%(1.725%-1.2%)だったのが、9月2日より0.675%(1.875%-1.2%)となります。

ただし、変動金利の場合は3ヶ月に1度の見直しなので、すぐに適用されるわけではなく次の四半期クールの区切りである10月から引き上げとなるのですが、銀行内のルールにより実際の適用は2025年1月からとなる場合もあるようです。

新規のお借入れの場合ですが、どのように対応するのか決まっていない銀行が多いようです。住宅価格高騰により販売件数が減少しており、住宅ローンの申込件数が減っているので、各銀行は他行の動きを見ているようです。

この0.15%の金利上昇ですが、5,000万円を35年お借りれされた場合、月々の返済額の差額は3,351円(UP)となります。

(写真は豊中市Y様邸の外観 2022年 弊社施工)

 

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