キッチン選び 2
写真は弊社分譲地で採用しているキッチンです。
パナソニックのラクシーナというシリーズです。
一般的にキッチンメーカーは普及価格帯と高価格帯の2種類の主力商品を販売しています。
10年ほど前までは、普及価格帯と高価格帯の質感の差は大きかったのですが、最近は普及価格帯の商品でも、扉の面材、カウンタートップ、使い勝手のどれをとっても機能的にも品質的にも十分満足させてくれます。
メーカーさんのショールームで実物を比較してもあまり差は感じないです。
写真のキッチンは普及価格帯の商品ですが、人造大理石カウンタートップ、ビルトイン食器洗い乾燥機、浄水機能付きのシャワー水栓、スマートレンジフードを装備し、収納は引き出しストッカー、コンロは両面焼きグリルが付いた3口コンロです。
そうするとう高価格帯の商品は何が違うのでしょうか。
高価格帯の商品では、キッチンの各パーツで、選べる種類が豊富になります。例えば、カウンタートップの材質の種類、シンクやコンロのバリエーシなどが豊富になります。
パナソニックでは、カウンタートップをブラックにしたいと思うと、ラクシーナではなく、上級クラスのLクラスから選ばなければなりません。ブラック色は有機ガラス系のカウンタートップに設定があり、その商品はラクシーナに設定が無いのです。
ブラック色は、シンプルモダン系の内装に良くマッチし、汚れが目立たなく、調理の時に食材が見えやすくなるので、是非おすすめしたいのですが、ラクシーナでの設定が無いのが残念です。
クリナップでは、以前に紹介させて頂いた清掃性の優れたシンクについては上級クラス ステディアにしか設定がありません。
あのシンクもおすすめしたいのですが。。。
少しこだわった商品を選ぼうとすると、普及品では設定が無い場合が多いです。
普及価格帯の商品と、高価格帯の商品の価格の差について、次回お話しします。